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8月18日(金)〜19日(土)  全国小学生陸上交流大会

<コーチ(丹羽敦)からの報告>

8月18日(金)から8月19日(土)にかけて、第33回全国小学生陸上競技交流大会に出場するため、神奈川県の横浜にある日産スタジアムへ行ってきました。18日の朝、近鉄西大寺駅に集合し、京都から新幹線で移動をしました。移動には亜矢子コーチが帯同しました。

 

 

お昼には日産スタジアムに到着し、現地で少し練習をしました。

大阪のヤンマースタジアム(長居陸上競技場)には何度か行っていますが、日産スタジアムも国際大会が開催されるぐらいの大きな規模の競技場です。大きいのでなかなか移動が大変です。

 

 

練習後は全国大会の協賛企業である日清食品が、全国大会出場者全員をカップヌードルミュージアムへ招待してくれるということで、バスで移動してみんなそれぞれがオリジナルのカップヌードルを作成しました。みんな楽しそうに作っていました。

 

 

その後は宿泊先のホテルへ移動し、食事や入浴などを済ませて明日の大会に備えました。ホテルは日産スタジアムから歩いて行ける場所です。とてもきれいなホテルでしたね!

 

 

そしていよいよ、大会当日(8月19日)をむかえました。

関東地方は雨が続いていて気温が低い日もあったようですが、大会当日は時々日差しもあって気温もぐんぐん上昇して30度を超える真夏の暑さとなりました。出場者はそれぞれ補助競技場でウォーミングアップを済ませ、競技に臨みました。

 

 

先陣を切って始まったのが友好100m(リレーは5名エントリー形式ですが、その中で当日リレーを走らない人達が走る100mのレースが友好100mです)です。フィールドキッズから女子1名が出場しました。

スタートの反応が抜群に良ったのですが、3〜4歩目でバランスを崩してしまいました。スタートが良かっただけに、本人も非常に悔しがっていましたが、今後に期待の持てるレースであったと思います。

 

 

次に女子の走高跳が始まりました。

走高跳はとても競技時間の長い種目です。体力の消耗を抑えながら自分の順番を待たなければなりませんが、自分のペースでうまく時間を使って競技を進めてくれました。1m10から跳び始めて、自己記録に並ぶ1m30の高さまですべて1回目でクリア!

1m30を跳んだ選手は21人いましたが、「すべて1回目でクリア」というのが走高跳ではとても重要な意味を持ちます。

順位を決める際に失敗の数が影響します。1m30を超えるまで一度も失敗がなかったので、その結果・・・

5位入賞という成績を残してくれました!

 

 

女子の走高跳が終了後に男子の走高跳も始まりました。

主催者の公式発表では男子走高跳が行われていた時間帯が一番気温が高かったようです。じっとしていても汗が出てくるほどの厳しい気象条件でしたが、1m20から跳び始めて、1m25、1m30まですべて1回目でクリアしてくれました。

そして、全国大会の予選会で一度跳んでいる1m35に挑戦しましたが、残念ながら3回とも失敗に終わりました。

実は、全国予選終了後に少し体を動かせない時期があり、今回は万全の状態ではなかったと思われます。

でも本人は、コーチの前では一度もそのことを言い訳にはしていませんでした。

結果的に今回1m35を跳ぶことができていれば入賞の可能性もあったので、一番悔しかったのは本人であったと思います。

体のコンディションを整えて、秋以降にまた記録を目指してほしいと思います。

 

 

今回、男女の走高跳は全国大会出場にあたり、跳躍種目が専門である竹之内コーチからたくさんの助言をいただき、今大会でもたくさんサポートをいただきました。竹之内コーチのサポートがなければ、全国予選から今大会にかけて、このような成績を残すことはできなかったと思います。本当にありがとうございました。

 

 

そして、男子の走高跳が終盤に差しかかったころ、女子のリレーの準決勝が始まる時間になっていました。

準決勝の前に予選がありましたが、今大会でフィールドキッズが入った予選の組の中には、53秒台の記録を持つチームが2つあり、54秒台のチームも1つありました。予選は各組の上位3チームが自動的に準決勝に進み、各組の4着以下の中で上位記録6チームが準決勝へ進めるという形式になっていました。

今大会が始まる前のフィールドキッズの持ち記録は55秒11で、55秒台では予選を通過することはほぼ無いであろうという状況でした。

2週間前に行われた近畿交流大会では、リレーメンバーの中で100mの自己記録を更新した選手もいましたので、うまくバトンをつなげば十分54秒台は出るのではないかと予想していました。

 

いよいよ、予選のレースが始まりました。今回の走順は全国予選のときと同じです。1走と2走はきっと全国大会でも通用するのではないかと思っていましたが、コーチの予想を大きく上回り、なんと4走まで先頭争いをしながらバトンをつないできてくれました!

各チームとも4走にエース級の選手を配置しているチームも多いですが、持ち記録が53秒台のチームにも食らいついて、そのままゴール!

結果は4着で、自動的に準決勝に進出する3着までには入ることはできませんでしたが、54秒37という好タイムで、各組の4着以下の中では最も記録が良く、堂々の準決勝進出を決めてくれました!

54秒50というフィールドキッズの歴代最高記録も一気に更新し、過去最速のチームとなりました。

 

 

準決勝が始まる時間は一番暑かった時間帯で、すでに予選で一度全力を出し切っていますので、体力もかなり消耗していたと思います。

実際、準決勝前のウォーミングアップでは「もう疲れて走れないかも」といった声もありましたが、いざ準決勝が始まると再びスイッチが入ったようで、準決勝では54秒46というタイムでした。体力を消耗する前に走った予選とほぼ同じタイムで走り切ったことはとても素晴らしいことだと思います。

大会前のタイムが55秒11ですので、コーチとしては予選も準決勝も驚きの結果です。バトンパスもとてもスムーズでした。決勝進出はなりませんでしたが、現状では最高の結果であったと思います。

 

 

今回出場した7名の結果は、コーチとしては大満足です。個人的には悔しい思いをした人もいたことと思います。でも、フィールドキッズから7名がこの舞台に立ち、無事に競技を終えることができたことが嬉しいです。さらに入賞者も出ました。

 

フィールドキッズでは活動開始当初から一環して「楽しむこと」を第一に考えています。

普段から、目一杯の練習、走り込み、筋トレなどは一切していません。

フィールドキッズの各教室では共通して、鬼ごっこなどのゲーム、基礎練習(ミニハードルや動き作り)、全員リレーというのが主な内容です。

 

これは、小学生の今は、中学や高校、大学などで本格的にスポーツに取り組んだときに、そこで大きく飛躍するための準備段階である、というようにコーチ達は考えているからです。

そしてなによりも、スポーツを楽しむ心を持ってほしいと思っています。

楽しく取り組んだ結果、全国大会の舞台に立ち、さらに入賞者も出てくれました。本当にうれしく思います。

みんなが「完成」を目指すのはまだまだこれからずっと先のことです。今は「未完成」で良いと思います。

 

週明けからはまた通常の生活に戻ります。コーチ(丹羽敦)からすれば、この週末は夢のような時間でした。

他のコーチ(大学生のあきちゃん、自転車で日本一周中のゆきちゃん、普段は中学生担当のにっしゃん)も応援に駆けつけてくれました。

保護者の皆さまもありがとうございました。たくさんの方々に支えられ、夢のような時間を過ごさせていただき、感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。

 

全国大会に出場した人達は、たくさんのことを経験することができたと思います。この経験を他のフィールドキッズのみんなに共有していってほしいと思っています。これかもたくさんの仲間とともに楽しく活動していきましょう!

 

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