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10月5日(土)長距離記録会

担当コーチ:丹羽敦、丹羽亜、渡邉、松実、小原、法用

 

<コーチ(丹羽敦)からの報告>

本日(10月5日)は、橿原公苑陸上競技場で開催された長距離記録会に参加してきました。

今日が運動会という小学校がいくつかあり、残念ながら記録会に参加できなかったという人もいました。

今回フィールドキッズからは33名の参加でした。

 

昨年のこの記録会はとても暑く、さらに風も強いという条件でした。

今日も気温は上がりましたが、昨年ほどは暑くはなく、風もあまり無かったので昨年よりは走りやすかったと思います。

 

 

この記録会では、小学生の種目は800mと1500mのみです。

フィールドキッズから参加した5・6年生の大半は1500mに出場しました。

5・6年生は10月20日(日)の全国クロカン予選で走るメンバーの選考会も兼ねていましたので、とても気持ちのこもったレースをしてくれました。

 

 

転倒というアクシデントが発生しても、すぐに立ち上がって最後まで走りきり、自己記録を更新した人もいれば、スタートから積極的に前に出て、途中、後続の集団に吸収されてからも粘りを見せ、自己記録を10秒以上更新した人もいました。

 

 

一方、4年生以下は800mを走る人が多かったです。800mは男女とも4組ずつに分かれていましたが、フィールドキッズが出場したほとんどの組で、上位でゴールを駆け抜けてくれました。

全体的に自己新記録が多く出て、これまでの練習の成果がよく出た記録会であったと思います。

 

今日は女子の1500mでこれまでのフィールドキッズ歴代最高記録を2名が超えてきました。

今年度は混合リレーやコンバインドなどの新種目で新記録が出ていましたが、従来からある種目でフィールドキッズ歴代最高記録が出たのは、今日の女子1500mが今年度初です。

その他、男子の1500mでは5年生としての過去最高記録も出ています。

 

今のフィールドキッズには、1500mで5分を切るような飛び抜けた選手はいませんが、男子は5分10秒台から20秒台が複数名、女子は5分20秒台から30秒台が複数名いるという、フィールドキッズとしては過去最高の水準となっています。

 

フィールドキッズの長距離練習は基本的に自由参加です。長距離の練習というよりも、タイム計測に参加することが自然と練習になっています。

長距離練習を強制したり、走ることを強要することをコーチからはしていません。

みんな自らの意思で長距離の練習に来てくれています。

 

この「自らの意思」で、というのがとても大切であると思います。

 

走りたいから走る。

楽しいから走る。

そして、

いつでも一緒に走る仲間がいる。

 

これらが原動力となり、みんな走ってくれていると思います。

最近では、短距離や走幅跳などの複数の種目に分かれるときでも、長距離が一番人気となることが多くなっています。

 

強度の高い練習や走り込みなどは一切していませんが、「自らの意思」で走ることで集中力が高まり、少ない走行距離で効率良くタイムが向上しているのではないかと考えています。やらされる練習ではきっと効果が薄れてしまうのではないかと思います。

 

強度の高い練習や走り込みはしていないので、足が痛くて練習を休むといった声をほとんど聞くことがないというのが、フィールドキッズの特徴であるとも思います。

 

もちろん、中学生や高校生になって、さらに記録を伸ばすためには、今のフィールドキッズのような練習では足りません。

でも、走ることが楽しいという感情を忘れてしまったら、強度の高い練習も走り込みも長くは続きません。

小学生の今は走ることを最大限に楽しんでほしいと思います。

記録を追及するのはもっと体が成長してからで十分です。

 

 

今日のウォーミングアップでは、短い距離の駅伝をしました。

ウォーミングアップなのですが、接戦となったため、最後はみんな全力です。

記録会が始まる直前であっても、余力を残すような走りにはなりません。

みんな瞬間、瞬間を全力で取り組んでくれています。

 

 

今日は橿原公苑陸上競技場で記録会が行われましたので、ウォーミングアップが終わって競技が始まるまでの時間に、橿原神宮までジョギングに行ってきました。

 

今日の記録会は全国クロカン予選の選考会を兼ねていましたが、今年のフィールドキッズは男女とも4〜5名の記録が拮抗しており、今日の記録会が最終選考となっていました。

普通であればピリピリとしたムードが出てきそうですが、そのようなムードはフィールドキッズには相応しくないと考えています。

 

競い合う相手がいつも近くにいる仲間であるからこそ、いつも通りの楽しい雰囲気であってほしいと思いました。

いつも騒がしくて、コーチ達も困ってしまうことがありますが、その元気の良さがフィールドキッズらしさでもあると思います。

 

 

2019年も後半戦に入ってきました。

自らの手で切り開き、運を引き寄せる。

これがきっと「開運」ということなのだとコーチは思いました。

みんなの笑顔が、みんなの将来を明るいものにしていくことを願っています。

 

 

次は10月20日(日)に鴻ノ池で開催される全国クロスカントリーリレー大会の奈良県予選に参加します。

全国クロスカントリーリレー大会は今年度を最後に廃止されることが決まってしまいました。

それにともない奈良県予選も最後となります。

 

選抜メンバーでの出場となりますが、最後のレースをフィールドキッズ全体で盛り上げたいです。

是非、当日はたくさん応援に駆けつけてほしいです。

他に強豪チームもたくさんありますが、結果はどうであれ、フィールドキッズらしさ全開で臨みたいと思います!

 

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